少し前に出来たことが出来ないのはどうして?

豊平区 平均点に届かない小・中学生専門の個人家庭教師たろです😊

今回は「少し前に出来たことが出来ないのはどうして?」です。

少し前まで解けていた問題が気が付いたら出来なくなっていた時あなたは何が原因なのかと困ってしまいますよね。

実はそれは「ただ機嫌が悪かっただけ」かもしれません。

え!?そんな理由!?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、これはよくあることです。
少し大げさに感じるかもしれませんが、スポーツ選手は試合前にイメージトレーニングをして気分を上げることによって良い状態を作り上げます。
これと同じで気分が良くないだけでやる気が落ち、出来るものもやろうとすらしないという状態になり、はたから見ると前に出来たことが急に出来なくなったように見えるのです。
急に出来なくなった時のお子さんのモチベーションはどうでしょうか?

次にそのモチベーションが良くなるポイントです。
それは「やらせようとたくさんのことを言わない」ことです。

「やらないと忘れるからやりなさい」「言われないとやらないしょ」「どうしてやらないの!」などは親御様にとっては1つ1つ意味があるのに、実はお子さんにとっては「とにかくやれということをたくさん言われている」としか思っていません。
お子さんが反省しなければならないのは間違いないのですが、よくドラマである「上司にガミガミ言われている」と残念なことに同じになってしまっています。
なので「一言バシ!」と言って終わる位にしましょう。

最後に今回のコツになりますが、それは「なるべくポジティブな言葉を使う」ことです。

やはりポジティブな言葉はそれだけで何か良い気分になります。
よく褒めるというのは教育の上でポジティブな行動の1つと言われますが、もう1つ「今やっている勉強がどのような良いことに繋がるのか」もどんどん話してみてください。
そしてそれが数年後の将来ではなく、なるべく数日後~数か月後ぐらいのすぐにどう良いことに繋がるのかを伝えて上げてみてください。
やはり勉強が苦手なお子さん程遠い未来のことは響きにくいですし、そういったお子さん程勉強した先に「良いこと」を求めます。
それは物を上げるなどでも良いのですが、なるべく点数が良くなるなどの本当に勉強したら良くなることを伝えて上げてください。
最初は小さなモチベーションですが、伝えていくうちに大きなものになっていくでしょう。

まとめです。
・急に出来なくなるのはただ機嫌が悪かっただけ
・やらせようとたくさんのことを言わない
・なるべくポジティブな言葉を使う

お子さんのモチベーションを上げようとすると、ものすごく上げるイメージをされる方が多いのですが、あまり勉強が好きでないのならそうではなく、0よりも上の1や2にしようというのが現実的で効果的だと思います。
そのために是非今回の方法をお試しください。


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