子供が自分で考えるようになるには?

豊平区 平均点に届かない小・中学生専門の個人家庭教師たろです😊

今回は「子供が自分で考えるようになるには?」です。

少し考えたら分かりそうなものもすぐに「分からない」と考えるのをやめてしまうお子さんは非常に多いです。
ではどうしたら考えるようになるのでしょうか。

まずそうなってしまった原因は「学校の制度とスマホ」です。

学校は何分間この教科の時間だからその時間内に考えなさいとなっていて、勉強が苦手なお子さんにとってはゆっくり考えても分からないので時間を決められてしまうと考えるのを放棄したくなってしまいます。
とは言っても全てのお子さんに合わせるのは難しいので仕方がないところでもあると思います。
もう1つは「スマホ」ですが、スマホがあることによって「分からなくて、少し調べてダメならもう良いや」となってしまいました。
みなさんお気付きでしょうか?
この中に考えるが入っていないのです。
幸いにもスマホは制限がかけられます。
是非その機能を上手く使ってください。

では次に考える力を付ける方法ですが、それは「自由に考えさせる時間を作る」ことです。

人が自分から考える時は「考えたら良いことがあるかもしれない」という時だけです。
大人だと考えて良い案が浮かんだらこのプロジェクトが上手くいくかもしれない、子供だったらゲームでどうやったらこの先に行けるか考えたら行けるかもしれないという風に。
勉強に関して言うと今のお子さんには自由に考える時間が足りません。
これは勉強が苦手なお子さんたちの話ですが、この問題分かりそうだからもうちょっと考えたいと自分から言うことは本当に良くあります。
これは「考えたら自分の力で問題を解けるかもしれない!」「自分で分かりたい」と気持ちがあるからでしょう。
なのでそこで止めてしまうと考える力を伸ばすチャンスを失ってしまうことになります。
という私も当たり前ですが決まった時間の中で授業をしているので、いつもゆっくり考えさせて上げることは出来ていません。
みなさんも宿題を終わらせなきゃならないなどの理由でゆっくり考えさせて上げられないことの方が多いと思いますので、チャンスがあればで大丈夫ですので、そういう時間を作って上げてください。

最後にどうやったら「考えたくなるのか」というコツです。
それは「ちょっと頑張って考えれば出来そう!」というレベルの問題を出すことです。

勉強が苦手なお子さんが比較的考えることをしないのは勉強のレベルが高過ぎるからです。
高過ぎてパンク状態なのです。
ですが本来誰にでも「探求心」はあるものですので、そこを刺激して上げることがとても大切です。
おそらくそういったお子さんをお持ちの親御様はそういったことをしていて大丈夫なのか?と心配になってしまうかと思いますが、無理矢理出来ないことをやらせるよりも「少しでも勉強する楽しさ」を感じさせる方が確実に勉強は進みます。
やる気が生み出される1つの条件として「自信がある」ことが上げられます。
ということは少し考えれば出来る問題をクリア出来るとその自信が付いてやる気が生まれ、勉強が進むことになります。
テレビゲームと同じ仕組みですね。
それを上手く利用しましょう!

まとめです。
・学校の制度とスマホが原因
・自由に考えさせる時間を作る
・ちょっと頑張って考えれば出来そう!な問題をやる

考えることは勉強に必須なことであり、楽しいところでもあります。
是非今回の方法で育ててみてください。


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